官僚たちの夏

官僚たちの夏を読んだ。

官僚たちの夏 (新潮文庫)

官僚たちの夏 (新潮文庫)

今,ドラマで放送中のものの原作です。

ドラマの番宣でなんとなく見たいなと思ってて

でもドラマを見る機会がなくて

というときに東京駅で文庫を見かけて手に取ったというわけ。

ドラマを見ていない立場から言うのも何ですが

ドラマとは全くの別物ではないかと思う。

主人公風越という希代の通産官僚。

理想の通産省を作り上げる。

風越の練り上げた人事構想は果たしてどうなるのか。

人事にかなりのウェートを置いた小説でした。

実話を元にしただけあって淡々と話が流れるんですが

脇役までキャラに厚みがあります。

命削って仕事しているんだよね。

官僚に悪いイメージを持っている人は是非読んで欲しい。