下町ロケット

池井戸潤さんの直木賞受賞作

下町ロケットを読みました。

非常に面白かったです。

中小企業の製造メーカーを舞台に

ロケットバルブの新技術を巡る訴訟合戦,

資金繰りに奔走する社員,

経営方針を巡る社員との衝突,

大企業への挑戦,

夢とロマン,理想と現実,

様々な要素が念入りに,

しかしながら決して深入りすることなく

読みやすさに配慮した形で

バランスよく取り入れられていて

広く一般人が楽しめる一級品の小説です。

一気に読んじゃいました。

念のためですが

作者はスピードワゴン井戸田潤ではありません。

本屋でこの本を最初に見かけたとき

彼の本だと誤解したのは僕だけじゃないはず。

なんとなくぱっと見の字が似ているんですよね。