サイボーグ009

ちょっと前ですが

サイボーク009の映画を見ました。

神山健治監督がオリジナルストーリーで再構成とのことなので見に行きました。

攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEXなど神山監督の世界観は大好きなんだよね。

今回もその世界観は発揮されていて

すごくかっこいい世界観と映像でした。

素晴らしいですよ。

久しぶりに3D映像を見たけど

進歩したなと思いましたよ。

相変わらずあの3Dメガネはメガネをしている人には苦痛ですが。

ストーリーはオチというか真相というか

ちょっと微妙で,もう少しなんとかならなかったのかと

すごく思うんだけど,

何故に生還できたのか本当に分からないし

ある意味緻密に構成した果てにけっこう粗挽きになったという感じ。

石ノ森章太郎の原作はほとんど僕は知らないのですが

一部登場人物の名前がかっこわるいところがありますが

なかなか魅力的な設定でいろいろ焼き直しができそうですね。

サイボークということで

主人公たち9人はそれぞれ特殊能力があるんだけど

001の特殊能力はなんと超能力

すごくないですか?僕のサイボーグという言葉の定義を若干飛び出してます。

脳の改造の結果との設定みたいなんだけどね。

尺の問題からか1人だけ,特殊能力を発揮する場面がなかったのが

笑いました。

アクションシーンがメインでそれが抜群に秀逸ですが

紅一点の003が異様にセクシーで積極的で

フランス映画のような緩やかな映像美もあります。

近々エヴァも見る予定ですが

映像的には009の完成度の方が上かもね。