永遠の0(ゼロ)

先日飛行機の中で小説を読んだのですが

それは百田尚樹さんの2006年デビュー作

永遠の0(ゼロ)

でした。

司法浪人の主人公がフリーライターの姉から持ちかけられたバイト。

それは自分の祖父を調査することだった。

主人公が祖父だと信じていたのは祖母の再婚相手であり

血のつながった祖父は零戦パイロットで

特攻隊として終戦間際に亡くなっていた。

主人公は祖父の足跡を存命中の戦友を回り断片的に聞き取っていく。

臆病な卑怯者。優秀なパイロット。命の恩人。

祖父はなぜ死ななければならなかったのか。

主人公がたどり着いた真実とは。

こんな感じかな。あらすじは。

戦争体験記を5,6人分読む感じで重々しく

ストーリーにスピーディさはないんだけど

その分こちらにひしひしと伝わる空気感っていうものがあってね,

とても面白かったです。

泣きはしなかったけどいろいろなことが

よりいっそう大切に思えるようになりました。

映画化もされるみたいですね。

映画公式サイト
http://www.eienno-zero.jp/index.html

読後の感想。

最期にどうして,さらに最期の最期にどうして。