ほんまの恋はいっぺんどす
芸妓峰子の花いくさ―ほんまの恋はいっぺんどす
芸妓峰子の花いくさ―ほんまの恋はいっぺんどす (講談社プラスアルファ文庫)
- 作者: 岩崎峰子
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2002/09
- メディア: 文庫
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伝説の芸妓,岩崎峰子の自伝を読んだ。
祇園甲部の芸妓として6年連続で売り上げナンバー1となるなど
華やかな経歴を持つ彼女。
岩崎の家に5歳で養子に入り,
以来,祇園という特殊な環境に身を置いていた彼女の生い立ちや
彼女の目を通してみるありのままの祇園の舞妓,芸妓の世界は
とても興味深いのだが・・・
故勝新太郎との不倫関係を堂々と書き連ね,
所々に鼻につく自慢話。
つながりのわかりにくい展開。
といろいろ気になりました。
お座敷で見聞きしたことは門外不出であるはず。
にもかかわらず
鬼籍に入っている人のみならず
存命中の者についてもここまで書いてしまうとねぇ,
どこかの暴露本と変わらないではないかという
若干うんざりした感じにならないでもないです。