MS−06S シャア専用ザク


MS−06S(シャア専用ザク)のプラモデルを作りました。

144分の1スケールRG(リアルグレード)シリーズです。

友人の子どもの出産祝いを選びにうろうろしている間に

見つけ,2280円と案外安いので買ってしまいました。

僕はガンダムにおいては世界観・ストーリーが好きなのであって

モビルスーツに人並み以上の興味はなく

プラモデルは1つも持ってなかったのですが

崇拝するシャアを象徴するシャアザクくらいはいいかなと。

経済活性化策としてかねてより広島誘致を推奨してますしね。

で,

この休日を利用して作成したのが写真の通りです。

なかなかのプロポーション。クールです。

間接が指関節以外は自在に動きます。

その動きに合わせて装甲も動きます。

すごいです。

これを設計した方たちは天才だと思います。

プラモデルの進化を肌で感じました。

ですが,僕はこの製作により10時間くらいを費やしました・・・。

説明書に従い,最小限に近い作業をしただけなのですが。

疲れ果てたので正確なカウントは勘弁して欲しいのですが

パーツ数は300以上,シール数150以上,

とりわけシールは1ミリ四方程度のシールが多数で死にそうになりました。

説明書はおおむね分かりやすく工夫しているのですが

「引き抜く」と書いていただければ迷わなかったものの

「取り除く」と書いているため他と同様に切断してしまい

復旧作業に2時間無駄にしました。

注意深くすれば組み立て自体はさほど困難ではないのですが

パーツが小さいし,数が多いので

注意力を維持できる時間内で完成しません。

シールに至ってはピンセットを使っても

台紙からはがす自体難しいし,細かいので疲れます。

僕は自分が手先が器用な方だと思っているのですが

挫折しかけました。

これ,みんなちゃんと完成させているのかな?

だとしたら,日本人の物作りのポテンシャルはすごいよ。

と思ってネットで検索したら

多数の挫折者たちの弁を見ることができました。

日本人をしてこれでは世界に売れんな・・・。

ほんと,当分こんな作業はしたくありません。

ガンプラを甘く見ていました。

これをちゃんと完成させる子どもは立派な大人になると思います。