多様性やゆとりのないところに永続性はないのかも

ちょっと前に日経で読んだんだっけ?

記憶に頼るんで不正確なところがあるかもしれないけど

アリって巣の中に1割くらい働かないアリがいるんだってね。

働かないアリを除外して新たに巣を作らせると

やっぱり1割くらい働かないアリが出るそうだよ。

外的の襲来など緊急事態に備えるっていう意味がありそうとのこと。

このような傾向を示さない巣は長続きしないってことみたい。

アリは生殖を放棄した個体を含んで巣を構成する点で

特異な生物なんだよね。

これを社会的と表現すべきかは僕には分からないけど。

アリの話をたちまちに人間社会に還元することは無茶だけど

働かないアリの話は示唆に富むところがあるよね。

僕は企業にも共通点があると思うんだよね。

一定程度効率が落ちたとしても

多様な人材がいて遊びがないと企業って長いスパンではもたないんじゃないかな。

全員が同じ方向向いてみんなががむしゃらに働くのは素晴らしいんだけど

突発的な事態に対応できなくて組織としての柔軟性を失ってしまうのでは。

あんまり多様すぎると今度はまとまりがなくなって非効率となるけれどね。

多様性は大事。

極端に言うと働かないことですら大事な多様性の一つになりうるんだね。

人間社会でやるとたぶん解雇されるけど。