色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

村上春樹の新作を読み終えました。

月曜から毎朝15分

水曜の夜に2時間

そして今日の午前中と

普段なら判例タイムズや適当な法律書を読んでいた時間

村上春樹の世界に没頭しました。

これから読むことを楽しみにしている人のために

内容について触れることはしないけど

人生順風満帆で悩みなんてない

っていう人はともかくとして

世の中のたいていの人には,

端々で,あるいは,すべてで

きっと共感するフレーズが見つかるんじゃないかと思います。

問題があるとすれば

僕との関係に限られる話だけど

たぶん今週僕が作った書面はどこか

村上春樹の影響を受けたものになっているんじゃないかってことです。

平易な文章だけど

抱えるテーマを重く,

行間からは読み取れないほどに,

どこか難解なストーリーになってしまっているかもしれないです。