そして父になる ネタバレなし)

いままで育てた子どもともう一緒にいることができない−−−

そのような問題に深刻に直面することは・・・普通少ない。

ところが僕らはそのような場面にしばしば直面する。

良い意味でも悪い意味でも慣れてしまう。

そんなときに観た「そして父になる

カンヌで審査員賞を受賞し,スピルバーグがリメイクを計画する折り紙付きの作品。

病院での赤ちゃん取り違え

ショッキングな出来事を扱う物語は

福山雅治の迫真の演技で観客を当事者の立場に引き込む。

自分だったら

観客は自問自答を繰り返す

どの選択も険しい茨の道だ。

いままで育てた子どもともう一緒にいることができない−−−

この重みは本当のところはもちろん当事者である親と子にしかわからないけれど

それでもわずかばかりでも疑似体験できたかもと思う。